【限りある時間の使い方】人生を最も有効に使う方法

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自己啓発

人生はたったの4000週間しかない

初めに、今回僕が実際に本を読んでみて、

人生を生きていく中で大切なことを学んだ本について書いていきたいと思います。

オリバーバークマンさんの書かれた、「限りある時間の使い方」という本です。

この本は一言で言うと、

限りある時間をできるだけ有効に使う方法」を教えてくれる本です。

誰もが忘れてしまう事ですが、人の平均寿命は短いです。

だいたい80歳くらいまで生きるとしたら、僕たちの人生はたったの4000週間しかありません。

そして、おそらく体感的にはもっと少ないと感じるでしょう。

なぜなら僕たちは30歳を超えたあたりから1年がとんでもなく早く過ぎてるように感じるからです。

その理由は諸説ありますが、最も説得力のある説明は「新しい経験が減るからだ」と言われています。

脳は情報量の多さで年月経過を測っているため、新しい情報が入ってこないと、

あっという間に時間が過ぎたように感じられるのです。

大人になると平日はほぼ毎日同じルーティン作業の繰り返しになり、

同じ電車に乗り同じ場所に行き、同じ作業を行う。

そうなることで日々の手触りを失うためです。

時間を効率的に過ごすことばかりに心が奪われすぎている

誰もができるだけこの限られた時間を有効に使いたいと考えています。

そのため僕たちは、効率的に時間を使わないと気が済まなくなっているのです。

より短い時間で多くのことを学び、多くの動画をチェックし、多くの仕事をこなしたいと思っているのです。

暇ができると慌てて SNS をチェックしたり、ゲームをして時間を潰そうとしています。

人は「」を恐れて、何かで時間を埋めようとしているのです。

それはなぜか?

理由は「目の前の何かに没頭していれば、現実的な問題から目を背けられるから」です。

現実的な問題から目を背けるために、僕たちは今何でもいいからやるべきことを見つけて暇をつぶします。

「問題を考えないようにして、本来自分がやるべきことから逃げている人が多い」

そのようにこの本では書かれています。

そうやって現実逃避をして、本来やるべきことができていないと気付いた頃には4000週間の後半に差し掛かり、

やりたかったことを達成する時間はなくなってしまいます。

現実逃避していても、問題はいつか必ずやってくる

42歳になってから結婚して子どもを作りたいと思っても、すでにタイムオーバーになってしまうのです。

そしてもちろん、現実逃避をしたことで最も恐れていた現実がやってきます。

ここで「なんでどうでもいい映画やドラマ SNS ばかりに時間を使って、もっと大切な事に時間を使わなかったのだ…!」と後悔してしまうのです。

ここで大切なことは、「本来やるべきことに向き合うのが怖くて、どうでもいいことばかりを効率的に処理して時間を過ごしていませんか?」と言う事です。

映画やドラマを見たりして暇つぶしをするのが悪いとは言いませんが、

自分が達成したいと思っていることに時間を使った後にした方が良いでしょう。

『全部できる』という幻想は捨てて目標を絞る

一度立ち止まって暇を作り、カフェや自宅で「本当に人生で達成したいと思っていること」を紙に書き出してみましょう。

この本では、まず「人生で達成したい目標を25個くらい書くこと」をオススメしています。

その後に最も重要な目標を5つだけ選び、目標を達成するまで他の目標には手をつけないと決めるのです。

優先順位6位で旅行やゲームがあったとしても、それは今はやるべきではありません。

なぜなら「人生はたったの4000週間しかないから」です。

今の僕たちに必要なことは選択肢を増やすことではなく、

選択肢を減らして迷いを捨てて行動することです。

そして僕たちは明確で決して揺らぐことのない1位から5位の目標だけに集中するのです。

1つでも目標を達成できたら6位にやりたかったことを繰上げて実行していくのです。

まずは、暇な時間を作って自分の本当に達成したい重要な目標を5つだけ見つけてみましょう!

自分の時間の取り分を取っておく

自分の人生で達成したい目標を5個つけることができたとしましょう。

当たり前ですがその1つの目標の達成に向けて時間を使うのが有効な時間の使い方になります。

しかし、「そんな時間はないです」という人もいます。

そこでこの本ではまず「自分の時間の取り分を取っておくことが大切なのだ」と書かれています。

自分の取り分、つまり「1日が始まったらまず、達成したい事に時間を使いましょう」と書かれています。

僕たちはあれこれと映画や SNSチェック、ゲーム、 YouTube

など、ほぼどうでもいいことを無限に見つけてきます。

その結果、時間をちょこちょこと使ってしまい、最後には本当に大事なことをやる時間が残らなくなっているのです。

このように大事なことが分かったら、それにまずお金や時間を使うのです。

『今』が1番時間を多く使える

お金はともかくとして、時間は今が1番多く使えます。

自分の達成したい5つの目標の中に結婚したいという願望があるのであれば、

今時間があるうちに動き出すことが大切です。

創作活動でも、恋愛でも、確実にそれをやり遂げるための唯一の方法は、

今まだ時間があるうちに、今すぐに少しでもいいから実行することです。

ここで大切なことは、

余った分を使おうと思っても絶対に余りません!

時間もお金もまず最初に大事なことに使うべきなのです!

1日10分でもいいから『小さな行動』をコツコツ繰り返す

目標を設定して初日から8時間や10時間ずっと勉強をする人がいますが、

これはあまりオススメできません。

まずは少しだけ実施する方が良いでしょう。

なぜなら、「いきなり大きなことをしようと思って失敗すると嫌になってしまうから」です。

それに、結果を出す人は、ほんの少しの量を毎日コツコツ続けていることが多いです。

例えば、意外なことに、結果をだす作家は1日のうち10分程度、長くても4時間を越えることはないと言われています。

短いけど毎日やる

これが大切で、成功への近道になるのです。

逆に、結果が出ない人は「早く結果を出したい!」という欲求にかられて、やりすぎてしまうことが多かったのです。

そして思い通りにいかないと結局やめてしまうのです…。

時間になったら潔く切り上げる

心理学者のロバート・ボイス先生は「大切なのは1日に割り当てられた時間が終わったら、すぐに手を止めて立ち上がることだ」と言っています。

たとえエネルギーがまだ有り余っていてもそれ以上はやらない。

勉強に50分間取り組むと決めたら絶対に51分はやらない。

次の日にやりたくなくなる可能性があるからです。

このように自分が達成したいと思っている目標に向かって時間を決めて、

ほんの少しの量を毎日コツコツ続けることが大切なのです!

『完璧主義』を捨てて動き出そう

完璧主義』もまた大きな先延ばしの原因になるのです。

完璧主義の人は「やっぱり自分には才能がないのではないか」「相手に評価してもらえないのではないか」

と不安になって、行動を先延ばしにしてしまうのです。

そうやって自分の中で完璧になるまで行動しないという考え方を持ってしまうと、

何年も何十年も行動できないままSNSやニュースで現実逃避をして時間だけを無駄に過ごしてしまう。

そもそも僕たちは決して完璧ではないし、どれだけ時間をかけても完璧になる事はありません。

それは100点の映画や100点の料理がないのと同じです。

そのため「いつか100点の完璧な状態になったら行動しよう」とか、

100点の状態になったら作品を公開しよう」と思っていたら、死ぬまで行動ができないのです。

完璧を目指して準備をしていたら、一生その準備が終わらないのです。

そのため大切なのは時間制限を決めて、その時間内でできるところまで準備したら、

あとは勇気を持って行動すること!!

その時間でできることをやり、「自分で決めるとどうせ先延ばしになる」という人は、

時間に決めてもらい、決めた時間が来たら動き出すのです!

スマホの機能を必要最低限にする

これは「スマホに時間を取られないように注意しろ」と言うことです。

しかもSNSやニュースサイトには、目を見張るような美女や可愛いペットの写真や、残虐な映像、

悲惨なニュース、面白いショート動画など大量の刺激で溢れかえっています。

そこに退屈は存在しません。

毎日スマホを何時間見ているのかをチェックすると愕然とするでしょう。

そこでスマホの機能を最低限にすることでスマホに時間を取られないようにするのです。

SNSとメールは要注意

この本では、「SNSとメールのアプリを削除すること」をおすすめしています。

実際にやってみるとかなり気持ちに余裕ができます。

今のスマホはワンタッチで情報にアクセスできるのが問題なのです。

なので、それを少し不便にしてやれば良いのです。

まずはSNSとメールのアプリをスマホから削除して少し不便にしてみましょう。

そうすれば注意力がスマホから自分の目標達成に注ぐことができます。

スマホに使われるのではなく、スマホを使う側になるのです!

誰かと一緒に過ごすことに時間を使おう

これまで自分が本当に達成したい目標に向けて時間を使う方法が書かれていました。

しかし、1つだけ「絶対に時間を使うべきだ」ということがあります。

それが「誰かと時間を共有すること」です。

そんなことすると「自分の目標達成する時間が減ってしまうんじゃないか?」と思うでしょう。

確かにそうかもしれません。

ですが、誰とも一切関わらない1人ぼっちの人生にはあまり意味がありません。

電話も自分1人が持っていても意味はありません。

他の誰かも持っているからこそ電話にも価値が生まれるのです。

またSNSも自分以外の人とつながるからこそ価値が生まれるのです。

自分の人生も誰かとの関わりの中で価値が生まれます。

時間を共有する

そのため、この本では時間を意味のあることに使うためには、友達と遊んだりデートをしたり、

子どもを育てたり、ビジネスを立ち上げたりして、他人と一緒に時間を過ごすことをおすすめしているのです。

時間が大切だから積極的に誰かと時間を使用すると豊かになれるのです。

昔の人が罰として島流しされたのは、誰とも繋がれない1人ぼっちがあまりに辛いからでしょう。

時間がもったいないから」といって人との付き合いは減らさないほうがいいと思います。

自分の目標達成に向けて、時間を使い時間を共有することを忘れないことが大切ですね。

問題がある状態を楽しむ

目標の達成に向けて動き出すと必ずミスやトラブル問題が起こります。

しかし、その問題を楽しむのです!

何の問題もない状態なんて一生やってきません。

結婚したいのに結婚できない事が自分の問題だとすると、たとえ結婚できたとしても、

また違う問題を見つけ、そして離婚すればまた違う問題を見つけますよね。

このように問題は永遠に続いていきます。

そのため、「問題が何もない状態になりたい」なんて幻想を捨ててしまいましょう!

そもそも問題とは何かそれは自分が取り組むべき何かなのです。

今自分が抱えているその問題は、自分にとってはおそらく時間をかける価値のあることなのです。

そのため、その問題をクリアしていく過程を楽しむのです。

時間をうまく使ったと言える唯一の基準は、限られた時間と労力の中で、

自分に与えられた問題に対してやれるだけのことをやったかどうかです

まとめ

僕たちは自分が本当に達成したいことを忘れて、SNSやYouTubeを見たり、音楽を聴いたり、映画やドラマを見ています。

そのため一度時間をとってカフェや自宅で、「自分は本当は何がしたいのか?」を考え直し、

そこに向けて限られた時間を使うことが大切なのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また別の記事でお会いしましょう!

参考文献

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