あなたは『すぐに行動に移せるタイプ』ですか?
なにかを始めるようとするとき、「いろいろ考えすぎてなかなか取り掛かれない…」ということを経験したことある人は多いのではないでしょうか?
同じことにチャレンジする場合、後からスタートしたのに割とすぐうまくいく人もいますよね。
スタートをきれないまま立ち止まっている人は、あとから追い抜いていった人たちを横目で見ながら、焦ってしまい、また負のループに陥っていってしまうことも…。
では、その差は何なのか?
それは、「すぐに行動に移せるか?」ということです。
本記事では、できる人・できない人を「すぐやる人」・「やれない人」と考え、成功までのスピードが早い「すぐやる人」の習慣をご紹介していきます。
すぐやる習慣を、気にして身につけて行動できるようになれば、だれでも行動の質が上がってくるはずです!
「すぐやる人」の特徴
『自分の強み』を知る
僕たちの気力や根性は曖昧で頼りないものです。
これらに頼っても、必ずいつかは続けられなくなる壁にぶち当たるでしょう。
そうならないように、人間関係・財力・時間のなかで自分が持っている資源を確認し、
達成のために活用していける材料が身近にあれば有効活用しましょう!
「資源を持っていること」は、スタートする際にとても強力な強みになります。
例えば…
・人間関係
その方面に詳しい人は自分のやるべきことにアドバイスしてくれたり、よい方法を教えてくれます。
自分一人の力でがんばらなくたっていいのです。
身近に頼れる人がいるなら、最大限活用しましょう。
他力本願万歳です!
・財力
かけられるお金がある人は、例えば健康面ならスクールやパーソナルトレーナーに頼れますよね?
身近に頼れる人がいなくてもお金を出せるのなら、それを活用しない手はないです!
・時間
時間に余裕がある人は、ゆっくり楽しんで取り組めたり、遠方の場所にも通うことができます。
時間に余裕があるなら、じっくりと時間をかけて取り組むことができますね。
ゆっくりそのことだけを考える時間もとれるので、より真摯に取り組むことができます!
このように、「自分の何が活用できるのか?」を把握し、それをどう活用するのかをイメージすることが重要です。
「すぐやる人」は必ず何かを強みにしています!
『明日』を疑う
明日の自分を信じないでくださいね。
モチベーションが保たれる時間は決して長くはありません。
どんなにやる気があっても、時間がたつと、まぁいっか、と冷めてしまうことも今までに多々あったかと思います。
「今日やろう!」と思ったことはその日のうちに取り掛かるのがベストです!
もしも気になった本があったとき。
「今日は忙しいから数日後に買いに行ってみよう。」と思ったとしたら、その数日後には別のことで忙しくしているかもしれません。
本への興味も薄れているかもしれません。
最悪の場合、「忘れてしまう」といったパターンもあるでしょう。
そうならないために、思い立ったらすぐ行動しましょう!
例えば、本の場合なら、最近はネットで注文すればすぐに届きます。
今本当に忙しいとしても手が空いたときにすぐ読める状況を作っておきましょう!
また、本が手元にあるのなら、数ページでも読み進めてみましょう!
ちょいかじりでも、まずはOKです。
あなたに必要なことなら、きっとまた続きを読みたくなるはずです。
そして、いつの間にか読破できてしまう。
これは、「中途半端になっているやり残しが気になってしまう!」という人間の心理がはたらくからなのです。
これを『ツァイガルニック効果』といいます。
この効果をうまく利用してしまいましょう!
「ちょっとだけ見た韓国ドラマの続きが気になって仕方がない!寝る間を惜しんでも続きが見たい!」という状況と同じですね。(笑)
やる気は鮮度が命!
「すぐやる人」は、いつかやろうの「いつか」は来ないと知っているのだそうです。
僕も、明日の自分を過信しないように気を付けたいと思います。
『完璧主義』をやめる!
「考えが整理できてないから、もうちょっとまとまってから行動しよう。」
そう思うことは少なくないです。
でも、100%考えがまとまることなんてないのです。
あったとしても、やってみたら思い通りに進まないことがたくさん出てきます。
そして、「完璧な結果を求めすぎないようにすること」も大切です。
上手くいくかわからないけどまずはやってみる!
合格レベルギリギリでも合格ならOK!
スタートさえきってしまえば、今後自分がどうすべきなのかがおのずと見えてくるものです。
ラグビーボールを投げたことがない人は、投げてみないとどう難しいのか実感できませんよね?
だからこそ、やってみる!
そして回数を重ねるごとに少しずつ上達していくのです。
趣味でも仕事でも、同じです。
「考えを整理するのは後でもいい」と思っていてください。
『自分の時間』をつくる
予定が仕事や他人の予定でいっぱいだと、自分のやりたいことがどんどん後回しになってしまいます。
その状態が長く続いて、「忙しくて自分は何も新しいことに取り組めない…」と思い込んでいるかもしれません。
そんな方は、あらかじめ「自分のための予定」を入れましょう。
自己投資や自己研鑽の時間は、長い目で見て人生に重要な影響を及ぼします。
なかば無理やりでも、思い立ったときに自分のために時間を確保してしまいましょう!
まわりを気にしない
新しいことにチャレンジしようとするとき、「うまくいかないからやめておいた方がいいよ」という人も出てきます。
批判の声ほど気になってしまうものです。
でも、自分がやってみたいのならば行動に移してしまいましょう!
『大抵の挑戦は失敗するもの』
『大成功には批判がつきもの』
むかしからよく言われていることです。
まわりの意見に惑わされすぎないように。
お互いがんばりましょうね。
『選択肢』がある
「どうしようかな?」となんとなく考えるのはNGです。
グルグルと考えているつもりになってしまいます。
「まず選択肢を用意したうえで迷うこと」が成功への近道なのです。
そして、アイデアは3つぐらいがおすすめです。
例えば、見積書を作る場合、「高い/中間/安い 」の3パターンを提示する、とか。
アポイントを取るとき、「2-3つの日時を提示する」などと考えるとイメージが湧きやすいかと思います。
このような選択肢を持った状態で、行動しましょう!
ライバルがいたほうが得
「ライバルを蹴落として、自分が抜きん出たい!」と思ってしまうことありますよね。
でも「ライバルはいたほうが得」と考えましょう。
「ライバルと刺激し合ったほうがモチベーションアップ・パフォーマンスアップにつながる」とは、よく言われることです。
自分のペースアップにもつながりますし、ライバルがいるからこそもっと上を目指すわけです。
そして、「ライバルを蹴落とそう!」という自分の力でコントロールしきれないことに執着しているような人は、残念な結果に終わることも…。
行動力を失ってすぐやれない人に成り下がるのではなく、相乗効果で上を目指しましょう!!
『期限』は自分で再設定
期限を守ればいいと思っている人が悪いわけではないですが、「すぐやる人」は与えられた期限を自分で設定し直して取り組んでいます。
例えば、「仕事を期限までに終えればいい」と考えるのではなく、期限までに新たな仕事を抱える可能性などを加味して、「早めの期限を自分で再設定する」ということです。
自分だけではコントロールできない問題が起こるかもしれませんので、「思った以上の1.3倍は時間がかかる」と思うといいです。
そして、早く終わったのなら、別のことに時間を費やせるのでいいこと尽くしですね!
『挨拶』は自分から
挨拶して文句を言いわれることは滅多にありません。
なので、自分から挨拶をしましょう!
自分から挨拶せず文句を言う人が、残念ですが意外といます。
挨拶して後悔することはないので、自分から挨拶する習慣を意識しましょう。
オリジナルでなくていい
完璧に新しいものを目指そうとすると、難しくてなかなか進まないことが多いでしょう。
でも、既にあることを真似ることからのスタートでいいのです!
別の視点で考えると、お手本になるモデルを参考にしてやってみるということです。
例えば、料理を作る際、レシピを見ながら料理をすることと同じです。
「0から1を生み出す」という難しい作業を時間をかけて挫折したりしながら行うより、
「既にある1を真似てできたら2を真似て…」を繰り返していったほうが、きっと目標への近道になります。
自分を把握するのに「なんとなく」ではダメ
当たり前のことなのですが、「自分の問題点を把握できていない」から失敗してしまうのです。
なんとなくの記憶で曖昧な自分像をイメージしていると、問題点がしっかりと見えてきません。
では「すぐやる人」はどうしているのか?
記憶に頼るのではなく、「地道に記録する」のです!
目に見える形で記録する、細かな数字も記録する、メモをとる、手帳を活用する。
記憶に頼らないための行動が、「すぐやる人」の行動力につながっているのです。
『目的』のために『目標』を掲げる
『目的』と『目標』
なんとなく同じようなものととらえていてはいけません。
目標は「行動」
目的は「目指す状態」と置き換えてください。
例えば、英語に注力しようとしたとき。
「TOIEC900点を取りたいからがんばる!」だけでは、モチベーションが続かないときが来るでしょう。
目標である900点をとった先にどうしたいのか?
大企業に就職したい・外資系に転職したい・年収アップさせたいなど。
それらを『目的』として明確に掲げて取り組むことが重要です。
『スイッチ・オンする』ルーティン
ここでいうルーティンは「ポジティブ」なものです。
「疲れたから金曜夜はがっつりお酒を飲む」という悪循環を生むような習慣ではなく、
自分のスイッチをオンにするためのルーティンのこと。
イチロー選手が昼食に必ずカレーを食べる話が有名ですよね。
行動の前に自分のスイッチをオンに切り替えるためのルーティンを固定化します。
そのルーティンのおかげで次起こす行動に対しても前向きな気持ちで取り組めるような状況を作り出すのです。
まとめ
『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』という本には50個の「すぐやる人」と「やれない人」のちがいが載っていますが、本記事では僕が気を付けたい13点を抜粋してみました。
正直、「ひとつひとつはそんなに難しいことではないな」と感じました。
しかし、全部一気に取り入れるのは難しいですので、簡単なところから意識していきたいものですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
また別の記事でお会いしましょう!