【最新研究から読み解く】『集中力』を爆上げする方法

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自己啓発

『集中力』はどうしたら上げられらのか?

勉強や仕事のときに、集中力が上がらなくて困ってしまったことはありませんか?

すぐに他のことが気になってしまって、作業を中断してしまった…」とか。

あるいは、「うちの子どもはすぐに注意力が散漫になっちゃうので困る…」など。

どなたにも生活の中で経験があることではないかと思います。

そこで、今日は『集中力を上げる方法』について、いくつか取り上げていきますね!

コーヒーの力を借りよう!

集中力が切れかけたり、無くなってしまったときに、どんな人でも休憩をとりますよね。

休憩の後では、集中力が回復するはずです。

そして、休憩中はよくコーヒーを飲んだりしませんか?

思考がクリアになって、作業効率があがった!」という経験がある人は多いと思います。

しかし、コーヒーにはデメリットもあります。

胃を悪くしてしまって、コーヒーを飲めなくなってしまった」とおっしゃる方、割と多いんですよ。

カフェイン』の入った飲み物を控えている方もいます。

また、午前中ならまだしも、「夕方から深夜にかけてコーヒーを摂取すると、睡眠に影響するので飲むのを我慢する」という人もいると思います。

しかし、コーヒーってすごいんですよ!

飲まなくても集中力が回復する」のです!

そういう研究についてご紹介しますね!

トロント大学の研究

オーストラリアのモナッシュ大学とカナダのトロント大学は、「コーヒーが心理面に及ぼす効果」についての研究を発表しました。

その研究では、西洋と東洋の文化の中で育った参加者たちが、「コーヒーやお茶の摂取が、どのような反応が精神面に発生するのか?」について、実験を行いました。

まず、「東洋の文化で育った人」と「西洋の文化で育った人」に分けます。

そして、「コーヒーのことを考えてください!」とお願いするグループと、「コーヒーの画像を見せる」グループの2つに分けます。

そうするとグループは合計4つになりますね。

そして、コーヒーのことを考えて貰ったり、コーヒー画像をみてもらった後に、「集中力を計測するテスト」を行います。

そして結果を比較しました。

実験から分かったこと

研究の結果は、「コーヒーのことを考えたグループ」の人に集中力・思考力の向上が確認できました。

つのことに集中して気づいたらこんな時間になった、作業が終わるまでのスピードが早くなったように感じたそうです。

また、コーヒーのことを考えた被験者は、「集中力がまして、時間があっという間に過ぎる」ような感覚にもなったのです!(笑)

そして面白いことに、「東洋の文化で育った人」よりも、「西洋の文化で育った人」のほうが効果が高かったのですよ〜。

研究チームは、この東洋文化と西洋文化の違いについては、「コーヒーにかかわった歴史の長さが文化によって違うためであろう」と考えているようです。

西洋の文化で育った人は、コーヒーによって集中力や思考力が高まった経験が、東洋の文化でそだった人よりも多い」ということです。

トロント大学のサム・マグリオ教授は、この実験によって「コーヒーを飲用する際と同様の覚醒作用が、コーヒーを思い起こさせる何かによって生理的に生じることを実験で証明できた」と言っています。

(すっごく不思議ですよね〜。)

また「飲まなくてもコーヒーの刺激を受ける人は、より詳細にかつ正確に物事を観察できることも明らかになった」とも考察しています。

僕たちはコーヒーを飲まなくても、コーヒーのことを考えるだけで集中力・分析的思考力を得ることができるということがわかりましたね。

それだけ、本日達の『 』は肉体にも影響を与えるということです。

『運動』の後にタスクに取り組もう!

次に集中力が高まる方法として、運動を取り入れる方法をご紹介しますね!

西オーストラリア大学の研究

西オーストラリア大学では55歳から80歳ぐらいの67名を対象に、「運動が集中力に与える影響」について調査しました。

調査では、対象者を3つのグループに分けました。

1つ目は「朝30分運動」して座って仕事をしてもらったグループ。

2つ目は「朝30分運動」して、「その後30分おきに3分間のウォーキング」を挟みつつ仕事をしてもらったグループ。

3つ目は「朝も仕事中も何も運動しないで」普通に仕事をしてもらったグループ。

この3つです。

朝に行った運動は、ランニングマシンで時速3.2キロぐらいでウォーキングです。

ちょっと傾斜をつけてありますので、普通のウォーキングよりはきつい運動ですが、激しい運動ではありません。

この運動などを行った後で、認知テストを行って、「頭の回転の速さ」「集中力」「自分の感情をコントロールする能力」「記憶能力」などを調べました。

研究でわかったこと

1番集中力が上がったのは2番目のグループでした。

朝、30分運動して、かつ仕事中に30分毎に3分間、散歩をするグループです。

このグループの対象者たちが最も「意思決定する能力」と「集中力」が高まりました。

そして、朝の運動で得られたこの脳の機能の効果は、その後6.5時間も続いたそうです。

朝、運動すると夕方まで、集中力が上がる効果が続くことがわかりました。

一方、3つ目のグループでは、長い間座ってる時間が続けば続くほど記憶力、集中力などが下がっていました。

つまり、「運動をしなければ、脳の機能は下がっていく」ということです。

しかも、激しい運動でもなくてもいいことがわかりました。

朝ちょっと散歩するだけでも十分な意味があると言えます。

運動する『時間帯』はいつがベスト?

運動のタイミングもこの研究でわかりました。

朝起きてから1時間後ぐらいが良い結果が出ました。

軽く息が上がるくらいの運動を30分ぐらい行うのが1番良いのではないか」というのが研究チームの見解です。

また仕事中、できたら30分置きくらいに、できなかったら1時間おきぐらいに立ち上がって軽くちょっと歩き回る程度の運動をします。

トイレに行って席に戻るくらいのレベルで動くと、集中力を1日にわたって維持できるのです!

ぜひ試してみてくださいね!

子どもの集中力を上げよう!

最後にADHDのお子さんにも行える集中力アップの方法をご紹介します!

不注意、多動性、衝動性といった症状を持つADHDは、今も原因が完全に判明していない発達障害の1つです。

ADHDのお子さんの中には、「集中力が極端にないタイプ」の方がいます。

集中力を上げるための行動を行おうにも、ADHDの傾向が強いお子さんは、そもそも、椅子に座っていられないし、人の話を聞いていられません。

そのため、学校での成績に深刻な影響があります。

関係者のみなさんは、現在も様々な方法を模索されているかと思います。

彼らの集中力を上げる有効な方法が確立すれば、将来の可能性が広がりますよね。

そこで、ADHDの人を対象にした研究をご紹介します!

サンパウロ・カトリック大学の研究

それは、2015年に発表された論文です。

ブラジルのモジ・ダス・クルーゼス大学とサンパウロカトリック大学の合同研究チームは、「運動がADHDの症状に与える影響」を統計・分析しました。

対象者は年齢が10歳から16歳の56人です。

そのうちの半数がADHDのお子さんです。

実験では、ADHDの症状が「ある人」と「ない人」に分けました。

さらに、そのグループを「ゲームのみ参加」するグループと「5分間の運動の後にゲームをする」に分けます。

このように対象者を4つのグループに分けました。

運動は、5分間のランニングです。

そして5分休憩した後にゲームをプレイさせて、その結果を統計テストやポストホックテストという「集中力や認知能力、思考力を測るテスト」を用いて分析するというものです。

研究グループが実験結果を分析したところ、「ランニングの後にゲームをプレイしたADHDの症状を持つグループ」は、「ゲームプレイのみ参加したADHDの症状を持つグループ」よりも、35%高い数値を記録しました。

つまり、「ゲームの前に運動を行うのと行わないとでは、運動したほうが約35%ほど良い結果をもたらした」ということです。

一方、ADHDの症状がない人には、ランニングしても2.5%の違いしか確認できなかったそうです。

これはADHDの症状がない人には運動が無意味であるということではありません。

2.5%でも効果はあったわけです。

しかし、「ADHDの症状を持つ人には、事前の運動が集中力を劇的に上げる効果がある」ということがわかりましたね!

子どもの集中力がないことに悩んでいるみなさん、少し運動してから勉強すると集中力があがります。

どうぞお試しください!!

自然にふれよう!

とはいえ、お子さんの勉強の都度、親御さんが運動を促すには限界がありますよね。(笑)

また、学校での授業中には不可能です。

しかし、お子さんの集中力を上げる方法は他にもあるのです!

1週間に1度程度、自然に触れる」という方法です。

僕たちは普段、勉強や仕事で緊張を高めていますよね。

しかし緊張が高まりすぎると、ストレスとなり 集中できなくなります。

また、リラックスしすぎても注意力が失われ何も覚えられなくなります。

そこで、「自然に触れることで、精神の調整が行われ、程よい集中力や注意力を取り戻すことができる」のです。

このことは研究で判明しています。

学校では、やってくれないと思いますので、親御さんが週に一度、自然の中に連れていけるといいですね!

まとめ

・コーヒーのことを考えるだけでも集中力を高める効果がある

朝30分の運動を行い、間に30分に3分程度の軽い運動で集中力を持続できる。

・ADHDのお子さんでも、運動の後にタスクをやることで劇的に集中力をあげることができる。

・週に一度程度、自然にふれることで、緊張とリラックスのバランスをとることができる。

いかがだったでしょうか?

今回は、『集中力を上げる方法』についていくつかご紹介しました。

お子さんも、大人も、集中力を上げて、勉強や仕事の能率をアップさせましょう!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょ〜う!

参考文献

NCBI - WWW Error Blocked Diagnostic
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