『無能な人』の特徴を見極め、『有能な人』になろう!
あなたは「優秀な人」と「無能な人」を見抜くことができるでしょうか?
もしかしたら、気づかないうちに「無能な人」に当てはまる行動をしているかもしれません。
実は多くの人が、無能な人と同じ行動をしていると思います。
僕もしているときがあります。
なぜなら、「この世に完璧な人間はいないから」です。
だからこそ誰であっても今より素晴らしい人間に成長することができるのです!
本記事の10選で気づきがあれば、より良い人間に成長できるはずですよ!
特徴その①:話し方
『実は無能な人』・・・いつまでも自分の話ばかりする
『実は優秀な人』・・・笑顔で楽しそうに人の話を聞ける
人と会った時にいつまでも自分の話をしていませんか?
もししていたら今すぐ改めてください!
確かに、自分の話ができる人は頭の回転が、早く堂々と見えます。
しかし、断言していいです!
自分の話しかしない人と関わっても何もいいことはありません!
印象も悪くなります。
特に、役職者や年上の人には気を付けてください。
仕事で結果を出している人や権力がある人にも無能な人は多くいます。
そのやうな方を見極めるために、次の3つのことを理解しておきましょう。
❶人間は相手やコミュニティによって人格を変える
本当の自分なんて存在しません。
僕も上司に対する態度と家族に対する態度は若干ですが、違います。
また、初対面で人と話すときも違いますよね。
その❷:人の価値観やふるまいは、歳を取るごとに変化していく
歳を取るごとに丸くなっていく人もいれば、傲慢になっていく人がいます。
「昔あの人はこうだったから…」といつまでも過去の情報を元にしていると、変化に面食らうことがあります。
その❸:たまたま上手くいった人がたくさんいる
ビジネスでは運の要素も大きいので、人格が優れていなくても短期的に大成功する人が存在します。
例えば、「たまたま入社した会社が急成長して幹部になる」とか、
「性格も悪いし、人格者でもないけどたまたまビジネスを始めたら上手くいった」という人が実はたくさんいます。
しかしこのような内面が、伴わない人は長期的には公私ともに成功することはありません。
表面上は「羨ましい〜」と思われような、派手な生活をしているお金持ちでも、
無駄に散財したり、孤独感に苛まれたり強い劣等感を抱えている人も少なくないと思います。
以上3点から言えるのは、その人がお金持ち・権力がある、役職者なのかは関係なく、
「あなたにとって今の目の前の相手がどうなのか?」が大事だということです。
年上だから、先輩だから、役職者だから、優秀だから、という理由は勘違いです。
ただたまたま結果を出しただけで、尊敬できる人ではない可能性があります。
例えば、いつも年下の後輩を連れて行って、会社や嫌いな人の文句を言いまくる上司。
こういう人とは関わってはいけません!
偉い人や年上が相手だとついつい話の聞き役になってしまいますが、
そういう人はマウントを取って優越感を感じたり、派閥を作って自分の孤独感を紛らわしたいのです。
僕も上司と飲み会で同席させてもらった時に、一方的にアドバイス(という名の自慢)をされて気分は悪かったですが、
「この人は結果を出している人だし言っていることは正しいのかな」と思っていました。
今考えると完全に勘違いでした。
何も価値を生まない時間でした。
公私ともに人生を成功させる優秀な人というのは、一方的に求めてない話をする人ではなく笑顔で楽しそうに人の話を聞ける人です。
同僚の前、部下の前、パートナーの前、家族の前、子どもの前でしかめ面で話を聞いてませんか?
不愛想な薄い返事をしていませんか?
僕もそうです。
人間関係は長くなるほど慣れてしまい会話が雑になります。
しかしそこで自分の前にいる人は「心から楽しい!」と感じるでしょうか?
「一緒に時間を過ごして相手の人は幸せなのか?」
このことを考えることが大切です。
大切なのは上から目線ではなく、「あなたと一緒に成長していきたい!」という意識で、笑顔で話を聞きましょうね!
相手の話がつまないのではなく、自分の聞き方がつまらないということです。
特徴その②:言葉のチョイス
『実は無能な人』・・・抽象的で難しい言葉を使う
『実は優秀な人』・・・誰でもわかる具体的な言葉を使う
抽象的な言葉・難しい言葉ばかりを使う人の話をがんばって聞く必要はないです。
その人は無能です。
相手がわからない言葉を使う。
例えば、相手があまり聞いたことがないようなカタカナ英語を連発することです。
相手に意味が伝わってなければ何も言ってないのと同じです。
本当に優秀な人は「目線を落として誰でもわかるような言葉で話すことができる人」です。
例えば、誰でもわかるように身近なものに例えて説明するのができる人なんかは良い例です。
むしろ抽象度の高い言葉で人を動かそうとする人は危険です。
例えば「もっとがんばれ」「論理的に考えろ」「しっかりやれ」「戦略的に考えろ」
このような言葉は、抽象的過ぎて実際なにをすればいいのかわかりませんよね。(笑)
この言葉を使う人は、「ただただ圧力をかけたい人」なのです。
例えば、「愛が大事」という言葉は誰にでもいえます。
けれど、心の奥底から人を愛するって大事なこと涙を流しながら言えるのは、「そこでストーリーを語れるかどうか」になります。
ここで大切なのは『例え話』ができるかどうかになります。
これを日常的に使える人は間違いなく頭のいい人です。
例え話がすぐできる人は抽象と具体の行き来がズムーズにできている証拠なのです。
特徴その③:物事に対する意識
『実は無能な人』・・・断定的に物事をはなす
『実は優秀な人』・・・余地のあるような話し方をする
自分の意見を他人に遠慮なく言える人はとても優秀に見えます。
「それ違うと思います」とはっきり自分の意見を伝えれる事は素晴らしいことです。
しかしながら、コミュニケーションはいかなる場面でも相手を感情的にさせてしまったら終わりです。
理屈がどうであれどちらかが正しい・正しくないは置いておいて「この人と話すの嫌だな」思ったら、
win-winの関係を構築することができなくなってしまいます。
「断定的な言い方」は相手を感情的にさせます。
しかし断定的なモノの言い方の1番のデメリットはそれではありません。
1番のデメリットは、「頭が悪くなること」です。
一方的なスピーチの場面なら分かり易くていいですが、それ以外の場面では相手の立場に立つことができていないのです。
「物事を多面的に見ることができていない証拠」なのです。
優秀な人の会話には多面的な視点を自ら捨てないためのブレーキが効いているのです。
「余白のある伝え方」をします。
「自分はこう思うんですけどどう思いますか?」と伝えることが大切ですよ。
特徴その④:完了スピード
『実は無能な人』・・・時間いっぱいまで使って質を高める
『実は優秀な人』・・・とりあえずできた範囲でいったん終わらす
仕事はとにかく早く誰かにフィードバックをもらってください!
ボールをもらったらパスです!
一人でボールを持って突撃してはいけません!
ボールをなかなか手放さない人はいわゆる「完璧主義者」の人です。
「こんなレベルでは見せられない!」と考える人ほどその傾向があります。
仕事のできる人は何より共有が早いです。
反対に遅い人の原因の9割はやり直しです。
やり直しがあるのだから仕事は早くしましょう。
仕事の中で大切な言葉があります。
『期待値調整』
この言葉の意味は、「今その仕事を共有する時の完成度がどのくらいと思っているか?」を自分でいうことです。
この期待値調整が上手くなると共有が早くなります。
特徴その⑤:他人の力を借りれるか
『実は無能な人』・・・とにかく自分でやり遂げようとする
『実は優秀な人』・・・困ると即座に人の力を借りる
とにかく自分の頭で考えて、自分でやり遂げ、すべて手柄を全部自分のものとする人がいます。
仕事は、自分がすべてやる必要はありません。
言ってしまえば人の力を借りることが上手ければ、そこも含めてその人の仕事となるからです。
人の力を上手く借りれる人とは「愛想がよく、なによりもコミュニケーションが上手く人当たりがよい人」です。
「本当に親身になって相手の話が聞くことができる人」です。
自分で解決することにこだわって時間をかけたい人もいますが、
そのような場合は大抵時間がかかり相手に不快感を与えます。
やはり一人でできることには限界があるのです。
いろんな人の力を借りるほうが優秀なのです。
多くの人と『ギブアンドテイク』の信頼関係を築くことが、なによりも大切なことになります。
例えば、大きな仕事は自分ひとりではやることはできません。
なかなか人に頼るのが苦手な人は、ある意味間違った、固定概念を持っています。
それは、「頼ると嫌がられるではないか?」という考えです。
「人に頼るのはダメなこと・迷惑なこと」だと思っている。
これは断じて違います!!
人というのは誰かの役に立ちたいものなのです。
誰かの役に立って嬉しかったことはだれでもあるはずです。
人は人を助けるのが好きなのです。
助けてもらったらいつか自分も助けてあげればいいんですよ。
特徴その⑥:愛嬌(あいきょう)
『実は無能な人』・・・実力はあるが全く愛嬌がない
『実は優秀な人』・・・実力はないがとにかく愛嬌がある
「実力はあるけど愛嬌がない人」と「実力はないけど愛嬌がある人」
「このどちらの人が重宝されるか?」となると、やはり後者になります。
前者はコミュニケーションがなかなかとれないことになるので、仕事がうまく進むことはありません。
そして、コミュニケーションしやすい仲間が集まると生産性がとても上がります。
人は愛嬌がとても大切です!
愛嬌とは、具体的に言うと、
「計算高すぎない・好奇心がある・笑顔が多い・素直・間違ったことを謝れる」
これらを持った人は、みんなが世話を焼こうとします。
何より1番大切なことは、「一緒にいて楽しい」ということです。
実力がなくても築ける信頼関係は、自然と生まれてくるものなのです。
みんなが、その人のことを好きになるので結果として成長していくことができます。
もちろんベストは「実力があって愛嬌がある」ことです。
最終的にはそれを目指すべきですが、「この人がいると雰囲気が良くなるな〜」「愛嬌があるな〜」と思わせる人がいたら、
その人は隠れた優秀な人なのです!!
特徴その⑦:理解度
『実は無能な人』・・・おおまかに理解してとにかく進める
『実は優秀な人』・・・詳細まで納得してから進める
「人が何かを説明している時にわかったふりをする人」が1割。
「わからないことを積極的に聞ける人」が1割。
残り8割は、「自分が理解してないことを自覚できていない人」です。
ほとんど人がわかってないことを自覚できてないのです。
人の話を聞くときは「具体と抽象」という言葉を思い出すことが大切です。
まず人の話を抽象化して、「そもそもなぜそれをやるのか?」を考えることです。
具体的に「それをどうやってやるのか?」
具体的に「どうすればいいのか?」
とにかく「具体的に」考えることです。
タスクが発生した時が、1番大切です。
作業開始前が本当の勝負なのです。
「どんなイメージか?どんなものが望まれているのか?」を考えます。
それから作業を開始することが大切になります。
まずは、生まれたタスクに対して仮説を作ります。
そして相手にぶつけます。
これを『0割共有』といいます。
まだ作業前で自分の考えを共有します。
これをすると仕事は格段に早くなりますよ!
特徴その⑧:付き合う人の数
『実は無能な人』・・・とにかく付き合う人が多い
『実は優秀な人』・・・周りと比べると付き合う人が少ない
いろんな人と知り合いだと、なんだか凄い人に見えますがこれは勘違いです。
一概に「人脈が広い」ということは、いいことばかりではありません。
本来は、「本当に信頼できる少数の人と濃くつきう」ことが良いように思います。
慣れあう関係でなく、自分の人生を楽しむことができる。
新しいことにもチャレンジしていて、会うたびにお互いに気づきがある。
そして、刺激しあえることが大切だと思います。
「誰と知り合うか」ではなく、「自分が誰と何をしているのか」が大切なのです。
無意味な人脈作りはやめるべきです。
特徴その⑨:効率へのこだわり
『実は無能な人』・・・最初から効率にこだわる人
『実は優秀な人』・・・決めたら時間かけてでもなんとか終わらせる人
最初から効率のことを考えるのは一見良さそうですが、意外にも最初からあまりにも完璧にやろうとすると、上手くいかないものなのです。
特に「完璧なプロセス」にこだわり過ぎると、うまくいきません。
大切なのは、完全にわからなくてもなんとか形にして、その後、スマートやり方やベストな手順などを学ぶのです。
とにかく実行して物事を前に進めるのです!
世の中のほとんどのビジネスパーソンにとっては、「まずは終わらすこと」
これが最優先にすべきことです。
とにかく今ある知識・経験で終わらせることが、大切ですよ!
特徴その⑩:チャレンジの対象
『実は無能な人』・・・自分が得意なことばかり好んでやる
『実は優秀な人』・・・未経験のことでもとにかくやってみる
まず限らた人生の時間では、僕は「自分の長所を活かすこと」に1番時間を使うべきだと思います。
「短所を消すこと」に時間を使うのはやめたほうがいいです。
特に「他人の短所を消そうとすること」は絶対にやめたほうがいいです。
それはそのひとの魅力だからです。
ですが、だからといって得意なことしかやらないのは問題です。
特に歳をとればとるほどセルフイメージが固まっていて、「自分はこういうことはやらない」とか偏見も強くなっていきます。
人生の時間の中で1割くらいは苦手なこととは言わないまでも、「少しやりたくないな〜」と思うぐらいのことをやるのは大切です。
それは「自分の人生のスパイス」になり得る可能性があるからです。
頭の中の偏見をとりさらって、新しい自分になることができます。
ぜひやったことがないことをやってみると、将来につながる可能性があるかもしれないですよ!
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また別の記事でお会いしましょう!