結局のところ『肉』って健康に良いの?

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ダイエット

はじめに:『肉』は体に良いの?

僕は肉を食べるのが大好きです。(笑)

牛肉、豚肉、鶏肉・・・1週間の内、ほぼ毎日なにかしら、これらを摂取しています。

けれど、ある一部の研究では「肉を食べると心臓に悪い!」とか、「ガンリスクが高くなる!」とか。

肉食の僕にとってはかなり鬱になりそうな噂が飛びかっています。(笑)

肉が嫌いで野菜や魚しか食べない人もいますが、「よくそれだけで生きてられるな〜」と不思議に思います。

それはまあ、いいとして。

肉を食べ続けると、はたして不健康になるのでしょうか?

ちょっと考えてみましょう。

1.全ての肉が悪いのではなく、一部、良くない肉がある。

まず、結論から言うと、肉そのものに関しては問題ないです。

中には摂取すると不健康につながる肉があります。

ですが、それさえ避けて食べていれば、身体に害はほぼありません。

そう。あくまでも「体に悪い肉がある」という話であり、全ての肉が体に悪いわけでは決してないのです。

2.『肉は体に良い!』という研究結果が実は多い

実際、「肉を摂取していなかった人」と、「摂取していた人」の健康度を調べた研究もあります。

研究結果は、「摂取していなかった人よりも、摂取していた人のほうが、心臓まわりの病気のリスクが低い」ということが分かっています。

また、某大学の研究で、肥満体型の人を対象に、1週間で「500g以上肉を食べるグループ」と、「200gまでしか食べないグループ」とで分けました。

それぞれのグループの食べ方によって、「肥満体質の身体にどのような影響が出るのか?」を実験したのです。

そして、この大学の研究の面白さは肉の『』だけじゃないところです!

2-1:肉の『種類』と『質』は関係あるのか?

”なんの肉を使ったか”

”質の良い肉を食べたら悪くならないんじゃないか”

ほとんどの研究では肉の『』に注目しがちです。

しかし、この実験の面白いところは、このように、肉の量ではなく、肉の『』と『種類』にまで注目していたところです。

肉の種類も色々ありますよね。

牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉・・・・・

そして、それぞれの肉でも「霜降りなのか?」「赤身なのか?」「脂身が多い肉なのか?

こうして考えてみると、かなり変わってきますね。(笑)

2-2:研究では『脂肪の少ない赤身肉』を使用

この実験では、「脂肪の少ない未加工の赤身の牛肉と豚肉」を使用しました。

タンパク質や炭水化物など、摂取するパーセンテージも全て合わせています。

足りなくなる部分は、同じパーセンテージで摂取できるもので代用させています。

この実験で分かったことは、「200gという制限付きの人」よりも、「500g以上食べた人」の方が、心臓疾患のリスクが少なかったのです。

(これって肉食系にはめちゃくちゃ嬉しい結果ですよね!笑)

総コレステロール(善玉と悪玉のバランス)も、200gの制限付きの人よりも、500g以上食べた人の方が3%改善しました。

特に「悪玉コレステロールは8%も改善した!」との結果が出ています。

つまり、この実験結果によって、「質の良い肉を食べ続けていれば、不健康になるどころか、健康を維持できるのではないか?」ということが言われるようになったんですね。

3.『加工』レベルはどこまでならOKなの?

スーパーなどで売られているハムやソーセージ、ファーストフードで出てくるハンバーガーなど、食べ慣れているもののほとんどは「加工肉」に分類されます。

健康のことを考えるのであれば、肉の「」を制限するよりも、できるだけ人の手が加えられていない「赤身肉」を摂取するよう心がければ、そこまで気にすることはないでしょう。

ただ、そこで1つ疑問が生まれます。

「未加工肉ってあるの?」

3-1:『全くの未加工肉』はない

確かに、「全くの未加工」というのは難しいかもしれません。

せいぜい最低限の未加工ラインで「切っただけの肉」くらいでしょう。

肉の産地は、もちろん日本で食べるわけですから、人の手がどこから入るかを考えると、国産が妥当かと思います。

(まぁ気にならなければ国産だろうが、外国産だろうが、どちらでも大差ないです。)

4.『旅』をした牛の話

最後に、ある「牛肉」の話をします。

牛は実は「ほとんど歩かない」らしいです。

そこに目を付けたある経営者がいます。

その方は、歩かない牛を「わざわざ歩かせて」肉にしたのです。

普段は牛舎でのんびりしている牛を、放牧するわけではなく、自分と一緒に市街地などを歩き、””をさせたのです。

狭い牛舎で一生を過ごして、なにも感じないまま一生を終える」よりも、

広い場所に出て、色んな所に行って、色んな出会いをし、色んな経験をしてほしい」という想いもあったようです。

もちろん、最後には命をいただくことになります。

ただ、人間の一生も同じで、限られた時間の中で、いかに色んな出会いや経験ができるのか。

そして、一生懸命に生きた牛の命を僕達人間も、しっかりと感謝して命をいただきたいですね。

(なんかちょっと自己啓発にズレちゃいましたね。笑)

実際この歩いた牛は、調理され、色んな方に余すこと無く振る舞ったそうです。

気になる方は【旅する和牛】で検索するといろんな情報が載っていますのでぜひご覧になってみてくださいませ!

おわりに:人間『健康』が1番!

暖かい時期にはBBQや焼肉、寒い時期にはすき焼きや鍋・・・・

様々な食べ方があると思います。

そんな時、ほんの少しだけ、頭の片隅で考えてみてください。

「今食べている肉は、どの加工状態の肉なのか?」

決して、「一生加工肉を食べるな!」とは言いません。

ただ、ほんのちょっと、食べる肉の方向性を考えて、ほんのちょっと食べ方を変えてみてはいかがでしょう。

人間『健康』が1番です。

健康について疑問に思うところはなるべく減らしていきましょうね!

これを読んで少しだけ自分に気を使ってくれたら、それはきっと自分のためになります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

参考文献

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