【美容常識の9割はウソ】に学ぶ『本当に必要なスキンケア』とは!?

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

健康管理

あなたの『美容常識』9割は間違いかも?

突然ですが、残念なお知らせです…。

みなさんが知っている「美容常識の9割はウソ」という真実を知っていましたか?

信じたくないことですが、美容常識と思われていることの大半はウソです。

スキンケア商品などのうたい文句にはウソ、もしくは誤解してしまう表現を使っていることが多いです。

そして、ほとんどの人はそれを信じているのではないでしょうか?

このウソを、国立病院機構東京医療センターで形成外科医長を務めておられる、

落合 博子さんが「美容常識の9割はウソ」という本で暴き、さらに科学的根拠に基づいた「肌のためのスキンケア 」について教えてくれています。

最近僕が読んだ中で、かなり衝撃を受けた一冊です。

何しろ、僕も最近『美容』にハマっており、その常識がことごとく打ち砕かれましたから。(笑)

さっそく本当の美容常識を知り、正しいスキンケアを学んでいきましょう!

「肌の奥まで浸透する」はウソ

化粧品のうたい文句でよく聞く「肌の奥まで浸透する」ですが

いったいどこまで浸透しているのか、について考えたことはあるでしょうか?

肌の層は6層ほどあります。

奥まで」という表現を聞くと、少なくとも中間の3~4層くらいには浸透してくれるのではないかと思ってしまいませんか?

なんと、化粧品が浸透するのは角質層と呼ばれる肌の1番表面にある約0.02mm層までしか浸透していません。

肌の奥まで浸透する」という言葉から僕たちはとんでもない誤解をしてしまっていたという事です。

スキンケア商品を肌に叩き込んでも、奥深くまで入っていったように感じても実際はごくごく表面のみを潤していただけなのです。

肌の仕組み

肌というのは、細胞分裂をする基底層と呼ばれる層が新しい細胞を生み出し、古い細胞を表面に押し出すということを繰り返して出来ています。

悲しいことにこの押し出されてきた細胞は死んでしまっており、肌の表面に出てきた後、しばらくすると垢となり剥がれ落ちてしまうのです。

つまり、僕たちは「そのうち垢となって剥がれ落ちる予定の死んだ細胞に一生懸命スキンケアをしていた」という事です。

スキンケアが『バリア機能』の邪魔をしている?

角質層や皮脂といった肌の表面にある層には

異物を体内に吸収しない

体内の水分を蒸発させない

という機能があり、これをバリア機能と言います。

この機能のおかげで、万が一肌に毒が付着してもすぐに浸透することはありませんし、

体内の水分が蒸発して表面が常にガサガサなんてこともありません。

また、せっかくのスキンケアが奥まで浸透していなかったのも、このバリア機能があるからです。

でも、それはバリア機能が正常に働いてくれているという事なのです。

僕たちはスキンケアによって肌の水分を補おうとしていますが、

そもそもバリア機能が正常なら体内の水分を保ってくれるので、水分を補う必要はありません。

むしろこの『バリア機能を破壊しないこと』と、『機能を補強すること』が僕たちのするべき本当のスキンケアなのです。

化粧水は保湿成分が少量入った水

化粧水は「肌を弱くする危険性がある」というデメリットは持ち合わせていますが、メリットはほとんどありません。

化粧水を塗ると肌がしっとりとしますが、表面にしか浸透していないので実際に潤っているわけではなく、時間が経つと蒸発してしまうので意味がありません。

さらに意味がないだけではなく、角質層を水分で過剰に補うことで角質層が崩れ、バリア機能が弱まる原因になりかねません。

バリア機能が弱まってしまうと結果的には、肌からツヤが失われたり、毛穴や小じわが目立ったり、ニキビなどの肌トラブルにつながってしまいます。

なので化粧水は使わない方が良いでしょう。

僕も使わなくなりました…。

でも使わないようにしてからの方が、むしろ肌に保湿感は良いです!

『ビタミンC』にも落とし穴がある!?

ビタミンCは美白や美肌効果があることで良く知られています。

これは美容常識として間違ってはいません。

ビタミンCは皮膚細胞を作るための大切な栄養素であり、紫外線対策などにも効果的とされています。

他にもコラーゲンを作ったり、メラニン生成を抑制、濃いメラニン色素を薄くするなど。

抗酸化力が強く、美容に欠かせない成分となっています。

様々なメリットのあるビタミンCは思わずたくさん摂取し、「たくさんの効果を発揮してほしい!」と思ってしまいますが、ここに落とし穴があるのです…。

ビタミンCを吸収できる量には限界がある

身体がビタミンCを吸収できるのは、1日100mgまでときっちり決まっています。

100mg以降は吸収率が半分以下になり、吸収されなかったビタミンCは尿から体の外に出されてしまいます。

摂りすぎても無駄になってしまうわけです

さらに、サプリメントなどで1日1000mg以上を撮り続けてしまうと、下痢、吐き気などの体調不良や腎臓への負担となってしまいます。

多く摂ってもメリットはないので摂取量には注意しましょう!

『日焼け止め』が最強のアンチエイジングだった!

どんな高級な化粧品で肌のケアをするよりも、『日焼け止め』を塗って紫外線を防ぐことの方がアンチエイジングとしての効果が高くなっています。

紫外線を浴び続けていると「光老化」という現象に陥り、確実に肌の劣化が進んでしまいます。

光老化が進むと皮膚のハリが失われるだけでなく、シワやたるみ、皮膚がんの原因にもなります。

日焼け止めの効果的な塗り方

紫外線予防の効果を最大限に引き出すなら「こまめに塗り直す」のがポイントです。

日焼け止めは汗で崩れてしまうので2-3時間おきに塗り直すといいでしょう。

塗り方にもポイントがあります。

肌にすり込みたくなってしまいがちですが、「肌に載せるように塗ること」を意識しましょう。

紫外線は肌の大敵です。

紫外線は年中、天気や季節に関係なく降り注いでいます。

老けたくない』と少しでも思う場合は、この機会に日焼け止めを塗る習慣をつけてくださいね!

スキンケア商品を複数使っても効果はない

みなさんはスキンケアをするときはどんな風にしていますか?

おそらく化粧水、乳液、美容液、クリームなど

複数の商品を重ね塗りしている」のではないでしょうか?

しかし、この『重ね塗り』によって効果が出にくくなってしまうのです。

思い出してみてください。

皮膚科で複数の塗り薬を処方され、重ね塗りするよう指示されたことはありますか?

おそらくないはずです。

なぜなら、「複数の薬を同時に使用するとお互いの成分が効果を阻害してしまい、結果どの成分の効果もなくなってしまうから」です。

化粧品の複数使用も同じことが起こる可能性があります。

肌のためにやっていることがバリア機能を乱してしまうことにつながり、逆効果になってしまうのです。

スキンケアはたくさんの商品で手厚くするほど肌に良い効果がある」と思いがちですが

肌のことを本当に考えるなら逆に数を減らすようにした方が良いです。

次からスキンケア商品を減らすべき理由を話していきます。

『減らす』スキンケアがオススメ!

スキンケア商品を複数使うことで、せっかくの効果が弱まってしまうのはお分かりいただけたでしょうか?

しかし、いきなり使っていたスキンケア商品を減らすのは危険です。

反動が出てしまう可能性があるので少しずつ減らすようにしてくださいね。

具体的に「減らす」とはどうしたらいいのか?

例えば、洗顔をシンプルにすることから始めてみるのはどうでしょうか?

実は洗顔料ではなく石鹸で顔を洗ったり、化粧をしていない場合ならぬるま湯で洗い流すだけで良いのです。

洗顔後は化粧水などはやめ、ワセリンなどで顔の脂質を補うだけで大丈夫です。

化粧品を使う場合でも化粧水、乳液は使わずに美容液やクリームを塗るのが好ましいです。

いずれはこのようなケアをしなくても肌機能が元に戻り、肌トラブルの起きない肌へ変わっていきます。

意識すべきは「洗いすぎない」「保湿しすぎない」です。

乾燥肌や敏感肌の人も「減らす」スキンケアを続ければ1か月半ほどで改善が期待できますよ!

他にも「減らす」スキンケアを行う事にはメリットがあります。

自分に合ったスキンケア商品を見つけるカギは「シンプル」

たくさんの商品をスキンケアに使っている場合、「自分に合っているのか・合っていないのか?」を判断するのは難しくなります。

例えば、たくさんの食材を使った料理でアレルギー反応がでてしまったら、どの食材が原因なのかわかりにくいですよね?

逆に、1品のみを食べてアレルギー反応が出たのならすぐに原因がわかります。

スキンケア商品もこれと同じなのです。

どんなに口コミが良いものでも自分には合わない可能性が十分にありますが、

シンプルなケアにすることで「本当に自分に合っている商品なのか?」という判断がしやすくなります。

「減らす」ことで合わないに早く気づき、合わないものを長く使う事が減れば、肌も自然と健康になっていくでしょう。

まとめ

美容常識のウソ』はおわかりいただけましたか?

もちろん中には正しいこともありますが、うたい文句をうのみにするのではなく、自分でも知識を付けることで、もっと自分の肌のためにできることがわかってくるでしょう。

手始めに今回紹介したことを試してみてください。

以上、「美容常識の9割はウソ」に学ぶ本当に必要だったスキンケアとは!?でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また別の記事でお会いしましょう!

参考文献

タイトルとURLをコピーしました