【脱・ニキビ肌】『大人ニキビ』を治す方法を徹底解説!

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健康管理

『大人ニキビ』は『思春期ニキビ』より厄介!?

10代の思春期にニキビに悩まされた人は少なくないでしょう。

(僕もかなり悩まされました…..。)

思春期には約9割の男女がニキビを発症するといわれています。

そして思春期を終えた後にでてくるニキビ。

これが「大人のニキビ」です。

日本香粧品学会誌は「心理的ストレス』や「生活の質(QOL)』によりニキビの原因の1つである皮膚疾患へ大きく影響するとしています。

生活の質(QOL)の要素には、「生活習慣の乱れ」「睡眠不足」「偏った食生活」などがあります。

大人のニキビはこのように、外的要因と内的要因があると考えられています。

本記事では、大人のニキビについて、そして外的要因と内的要因から考える『大人のニキビ対策』についてみていきましょう!

『大人のニキビ』とは?

思春期のニキビや額や鼻といったTゾーンによくみられます。

また思春期のニキビは生理的なニキビのため、約3~4年程でニキビはできなくなります。

一方で大人のニキビは、頬から口もと、あごにかけてのUゾーンフェイスラインにできやすくなっています。

顔以外では、胸のあたりや背中にみられることもあります。

大人のニキビの要因は、「間違ったスキンケア」「生活習慣の乱れ」「睡眠不足」「食生活」などと複雑であり、何度も繰り返してしまうことがあります。

そのため大人のニキビの要因を考え、予防や改善をすることが大切になります。

ニキビの種類

ニキビは大きく分けて6種類あります。

①コメド

ニキビとは呼ぶほどの状態ではなく、小さく膨らんだ状態のことをコメドといいます。

これは毛穴が詰まり、皮脂が溜まり始めている状態のことです。

②白ニキビ

白ニキビは、目視でニキビだとわかる段階です。

毛穴の詰まりによって皮脂や老廃物が溜まり、ポツンと膨れ上がっている状態のことです。

きちんとケアをすることで、ニキビ跡が残らずに治すことができます。

③黒ニキビ

先端が黒くなったニキビのことです。

これは白ニキビの白い部分が酸化して固まっている状態です。

白ニキビと同じくきちんとケアすることで、ニキビ跡が残らずに治すことができます。

しかし、黒ニキビの段階では、毛穴を広げてしまうため、見た目が目立つだけではなく、かゆみを感じてしまい、潰す人も少なくありません。

そのため、ニキビを潰さないように気を付けましょう。

④赤ニキビ

白ニキビや黒ニキビが悪化して炎症を起こしている状態」です。

ここのとき、痛みやかゆみを感じることもあり、目立ちやすく治りにくいです。

そのため皮膚科で診療を受けることがおすすめです。

⑤黄色ニキビ

毛穴の中に皮脂ではなく「黄色い膿がたまっている状態」です。

パンパンに膨れ上がっているため、少し触るだけで破裂することがあります。

そのため、できるだけ触らず皮膚科へ行きましょう。

⑥紫ニキビ

ニキビの炎症後、ニキビの周りの組織が破壊され、それを修復することで赤紫色に見える状態のことです。

大人ニキビの『NG行為』

大人ニキビができたときにしてはいけない行動があります。

まず「ニキビを潰すこと」です。

ニキビをつぶすことによって肌への過度な刺激となり、指についている細菌によりニキビの炎症が悪化することもあります。

さらにニキビの進行を進めることになり、なかなか治らなくなります。

次に「刺激の強いケアをすること」です。

洗い方やスキンケア用品に含まれているものに気を付けましょう。

大人のニキビ対策【スキンケア編】

肌の乾燥」は大人ニキビの大きな要因になります。

そのため「洗顔方法」と「保湿ケア」が重要になります。

まず洗顔をする回数は1日2回を目安にしましょう。

洗い方で注意したいのが、「肌をこすって洗わないこと」です。

ゴシゴシと洗ってしまうと、気づかないうちにニキビや角質層を傷つけてしまいます。

特にスクラブ入りの洗顔料は皮膚を傷つけることが多いため使用を避けるとよいでしょう。

そしてよく泡立てた洗顔料を使って、優しく洗顔しましょう。

洗顔に使う水は、熱いお湯を避けるとよいでしょう。

熱いお湯で洗顔を行うと乾燥を引き起こす恐れがあるため、温度はぬるま湯程度が適切です。

また、洗顔後はしっかり丁寧に保湿ケアを行いましょう。

きちんと保湿ケアを行うことによって、「肌のバリア機能」を正常に保つことができます。

保湿ケアで大切なポイントは、化粧水・クリームの成分と塗り方です。

化粧水は、「低刺激・高い保湿性・高い浸透力」の商品を選ぶとよいでしょう。

また、ニキビが発生しにくい成分が配合されているノンコメドジェニック化粧品もおすすめです。

そして化粧水やクリームをつけるときに塗ったものが肌に浮いた状態で次のものを塗らないようにしましょう。

先に塗ってしまうと、十分な効果が発揮されません。

しっかりと肌になじませる時間をつくりましょう。

大人のニキビ対策【睡眠編】

睡眠不足』はニキビの原因の1つです。

通常ダメージを受けた肌は、睡眠中に修復されていきます。

しかし、睡眠不足になると肌を修復する時間がなくなり、結果、肌が荒れニキビの元となっていきます。

さらに睡眠不足は免疫力や抵抗力を低下させ、これによりニキビ菌が増殖しやすくなってしまいます

睡眠をとることが大切なのは伝わったと思います。

しかし、ただ睡眠をとるのではなく「肌のゴールデンタイム」を知ることと「質の良い睡眠」をとることがポイントになります。

肌のゴールデンタイムとは、「肌再生を促す成長ホルモンが分泌されやすい時間のこと」です。

一般的に「夜10から午前2時がゴールデンタイム」といわれてきましたが、現在は「入眠後3時間から4時間」といわれています。

そのため入眠してから3時間から4時間はしっかり熟睡することは大切です。

3時間から4時間はしっかり熟睡すること、つまり「質の良い睡眠をするための方法」があります。

それはベッドに入る2~3時間前に半身浴などをして身体を温めて、「身体温が下がってきたころに睡眠にはいる」ことです。

人間は身体温が下がっている状態に眠気を感じるため、熟睡感を得られやすいとされています。

また、スマートフォンなどの光を見てから寝ることは睡眠の質を下げてしまうため、できるだけベッドでのスマートフォンなどの使用を避けるとよいでしょう。

大人のニキビ対策【ストレス編】

最初に述べたように心理的ストレスがニキビなどの皮膚疾患を起こす要因の1つになります。

ストレスが皮膚の免疫力を低下させることで、ニキビの症状が悪化したり、皮膚の再生力を低下したりさせてしまいます。

そもそもストレスとは、「心や身体が外部から刺激を受けたときに生じる反応のこと」です。

ニキビの原因になるストレスの心理的要因には「人間関係」「職業上の問題」「家庭内の問題」「教育上の問題」などの不安や悩みなどが挙げられます。

ストレスを感じやすい人の特徴として、「自己肯定感が低い」「完璧主義」「せっかち」「周りの目を気にしすぎる」といったことが挙げられます。

ストレスと上手に向き合うことが大切です。

ストレスの対処法としては、「運動をする」「映画やドラマなどを観る」「音楽を聴く」「カラオケに行く」「森林浴をする」などがあります。

しかし人それぞれストレス対処法は異なります。

自分に合ったストレス対処法を見つけるポイントとしては、「自分がどんな時にリラックスしているか?」「どんな時が楽しいか?」を考えることです。

自分を振り返り、自分にあったストレス対処法を見つけていきましょうね!

大人のニキビ対策【食事編】

大人のニキビを内側から対策することも大切です。

第18回ヨーロッパ皮膚科性病科学会議の大会で、大人のニキビについて研究を行われました。

これはアメリカ、ヨーロッパなど6ヵ国出身の6700人の男女を集め、「ニキビ発生率と参加者の食生活ニキビの原因にある食べ物があるのか?」という研究内容です。

ニキビがひどくない人に比べ、ニキビがひどい人はお菓子や乳製品、「砂糖が多く含まれているお菓子」、チョコレート、そしてホエイプロテインを多く摂取している特徴がみられました。

この研究結果から、ニキビは食生活と影響があることがわかります。

そのためこれらを控えることで、ニキビを防ぐことができると考えられます。

しかし筋トレをしている人にとってホエイプロテインを摂取している人は少なくないのはないでしょうか?

(僕も毎日飲んでいます。)

その場合、ホエイプロテインの代わりに鶏むね肉に変えることで乳製品の摂取を減らすことができます。

また砂糖の取りすぎは「」というように、砂糖の取りすぎによってホルモンバランスが崩れることもあります。

そのため「適度に」砂糖を摂取することが大切です。

またミネラル、コラーゲン、食物繊維、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどが含まれる食材を大人のニキビ対策のために積極的に取り入れ食栄養バランスの取れた食事をしましょうね!

参考文献

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