年齢を重ねるごとに体重が増え、気づけば学生時代から8kgも増えてしまっていました。
ダイエットをしたいと思いながらもなかなか1歩が踏み出せず、良い方法は無いかと探していました。
健康系の雑誌を見ていて見つけたのが、スロージョギングダイエットです。
これならば自分にもできるかと思い、始めてみようと思ったのがきっかけです。
もともとは体を動かすことが好きだったのですが、忙しさにかまけて運動しなくなっていました。
たまにウォーキングなどをしていましたが、痩せるほどの効果はなく、少しずつ体重は増加していました。
スロージョギングダイエットのやり方を見ていると、普段あまり運動していない人でも無理なく、怪我の心配も少なく取り組めると知りました。早速仕事終わりの夜に始めてみました。
近所の川土手をこのやり方でジョギングしました。
最初は慣れないので、スロージョギングとウォーキングを頻繁にミックスさせていました。
30秒ジョギング、した後、ウォーキングを30秒といったペースです。
ウォーキングをしているときに自分のフォームを見直すよう、心がけました。
最初のうちはすぐにフォームが乱れてしまっていると感じました。
私の場合は特に、姿勢と足の送り方が馴染まず、度々修正しないといけなかったです。
背中が丸まってくることと、足の着地をつい踵から降りてしまうこと、この2点を特に注意しました。
いつの間にか正しい姿勢をキープできなくなっていたり、いつも歩いている通りかかとで着地をしてしまったりするので、集中してジョギングするようにしました。
最初の1週間をこの方法でやり、自分のホームがだいぶ馴染んできたと感じてからは、ウォーキングに切り替える頻度を減らしました。
無理をすると長続きをしないと知っていたので、最初は疲れる前に切り上げました。
慣れるまでは1日15分と決め、取り組みました。
不思議なもので慣れてくると、15分では物足りなく感じてきて、自然に時間が延びていきました。
徐々に時間は延びて、始めてから3週間後には1日30分やることが習慣付けられました。
速度にも気をつけました。
ウォーキングよりも、ほんの少し速くなる程度です。
軽く息が弾み、それでも何とか会話ができる程度というのを目安に取り組みました。
30分で約3キロと少しの距離を移動する速度です。
慣れてくると、スロージョギングの注意点である、背筋を伸ばすこと、歩く歩幅の半分程度で動くこと、足の指の付け根で着地をすること、ひじを曲げ、リズミカルに腕を振ることなどが自然とできるようになりました。
不慣れな私でも少しの意識でできるものなのだと感じています。
始めてから10日前後で、変化を感じるに至りました。
まず、毎日の運動のおかげで、夜ベットに入ってすぐに眠れるようになりました。
それでいて翌朝疲れが残っているような事はなく、すっきりと目が覚めるようになったのは意外な効果です。
体重も徐々に落ち始め、まずお腹周りがすっきりしてきたのを感じました。
1ヶ月が経った頃には、ズボンが少しずつ緩くなり始めました。
ベルトの穴も以前と1つ違ってきました。この頃になると、周りからも徐々に指摘され始めました。
少し痩せた?などと言われると嬉しくて、ますます励みになりました。
体重計に毎日乗るのが楽しみで、それに一喜一憂するのもモチベーションを上げるのに役立ちました。
体重の減り方は一定ではなく、減ったり入らなかったりでしたが、グラフにすると確実に痩せていることを感じることができました。
いつもよりがくっと減ったり、昨日と同じだったりしながら、右肩下がりの体重をチェックするのは、快感でした。
体の調子も良くなってきました。
普段から体が少し軽くなったように感じることができ、健康な体に近づいているという実感は、精神的にもポジティブになれる材料です。
スロージョギングに取り込むにあたって、意外に少し障害となったのが、恥ずかしさです。
私の場合は川土手を使って行ったのですが、同じようにウォーキングやジョギングをしている人が多く、その人たちの目が最初は少し気になりました。
変わった走り方をしているな、とか、走ってる割には遅いな、と見られているのではないかという思い込みで、気恥ずかしさを感じることがありました。
ただ、誰もがそんなに周りのことは気にしていないものだと理解し、すぐに気にならなくなりました。
自意識過剰だったのは最初のうちだけです。
私の場合は目標体重をマイナス5kgに設定していました。
2ヶ月弱で達成したのですが、もう少し体を絞りたいと感じたのでそのまま続行。
結局ほぼ学生時代の体重まで落とすことに成功しました。
その後も毎日体重計に乗る習慣はやめず、今度はキープすることに注力しています。
毎日しなくても、気が向いた時に無理なく取り組めばキープするのは難しくありません。
スロージョギングダイエットに取り組んでみて思うのは、最初を頑張って乗り切れば、後は苦しみは減るということです。
ダイエットの苦しみを痩せる喜びが上回るようになり、気持ちは楽になります。
最初が肝心だと実感しています。
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